映画Mother
孫が祖父母殺害する事件が元になっていて、
でも実話より少しマイルドな内容のようでした。
実際には映像化出来ないほど、過酷な現実なんだと思って観ました。本も読んでみようと思います。
映画の感想。
親、特に母親の影響ってすごいんだな。
子供を自分の所有物と思って育てると、子供はコントロールされてしまうんだな。
依存関係なんてすぐ作れる。
家庭って子供にとってはそれが社会全てだと思ってしまう。
でも子供は親のことが好き、という真理。
親に依存しなければ生きていけない幼少期に、依存コントロールさせすぎてもダメ、自立の為に突き放しすぎたり放置しすぎてもダメ。
人を育てるって、本当に距離感が難しい事なんだと思います。
そして、人を育てる親自身も、自分の傷が癒えてないのに、自分の子供を無条件の愛で育てる事は、とても理不尽と思うのだろうと感じました。
虐待の連鎖は当然起こるものだと思いました。
愛に飢えている人が、現代の事件を起こすことが多い気がします。
花に水をあげすぎは良くないけど、あげなかったら枯れちゃうね。